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歯の噛み合わせ

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2018年04月26日

膝痛の治療に噛み合わせを考えて見ては

膝も加齢的に関節の色々な部分が変化し、膝関節内でも骨が分離して傷を生じ炎症が起こると考えられます。
その痛む膝をかばって歩くと、膝の周囲の腱や筋肉が炎症を起こして痛みを感じるそうです。
その結果、歩きで痛みが苦痛だったり、正座が出来なかったり、階段の上り下りが辛く膝痛で苦しんでいませんか。
これが変形性膝関節症なのです。
現在は対処療法として、湿布や塗り薬、鎮痛剤の服用で、次にヒアルロン酸、ステロイドの注射と温熱療法、電気治療といった理学療法やリハビリが行われています。
それでも改善しないケースで骨に変形が認められる場合は人工関節を入れる手術が行われます。
人工関節ではほとんど痛みはなくなり、o脚、ガニ股の人は脚は真直ぐになり歩きやすくなりますが、耐用年数は約15年と言われて、いずれは再手術も視野に入れておかなければなりません。
出来れば手術は避けたいですね。
手術をする前に1つの方法として、視点を一歩下がって膝ではなく全身の姿勢に注目してみて下さい。

膝痛の人を正面から見ると、頭はどちらかに傾き、左右の肩の高さ、足の長さ、足の開き具合の違い、また側面から見ると、猫背、凹背が多いと思いませんか?
この様な人の膝にかかる左右の比率はどうでしょうか。
その状態が持続していたら膝は過加重で悲鳴をあげるでしょう。
ではなぜそうなるのでしょうか。
人間は2足歩行で最上部に重い頭があり、その頭の位置で姿勢は決まるのです。
その頭の位置を決めているのが下顎位、すなわち噛み合わせなのです。
加齢的、人為的、抜歯により噛み合わせは必ず低く低くなり、すると下顎は後方に移行し、抜歯した側は筋肉に引っ張られ低くなり頭は傾きます。
その結果、肩は下がり、骨盤はずれて身体全体は歪みを生じて、腰痛、膝痛に繋がっているのです。
その状態で歩けば、肩、腰、膝は悲鳴をあげて行く行くはロコモティーシンドロームに繋がっていると言っても過言ではありません。
噛み合わせ治療で姿勢が変わり、頭位が変わり、肩、腰、膝への負担が左右同等になり、痛みから解放される可能性があるのです。
メスをいれるまでに歯の噛み合わせを選択肢の1つに考えて見てはいかがでしょうか。

投稿者:池上 孝

2018年03月24日

オーラルフレイルと噛み合わせ

フレイルとは高齢になり、筋力や体力が衰えた状態の事で、健康と病気の中間的な状態で「もろさ」「虚弱」を言います。
加齢と共に筋力が衰える事を「サルコペニア」と言い、ギリシャ語で「肉」「筋肉」を表すsarcoと、「減少」「消失」を意味するpeniaを組み合わせた「筋肉の減少」という意味です。
要介護と病気の一歩手前で、健康でもなく病気でもない未病をを言います。
フレイルの最大のリスクと言われるサルコペニアとは、加齢等による筋肉の減少で、要介護の入り口とも言われています。
特に足の筋肉が減少すると、ちょっとした段差にも躓き、転倒しやすく骨折等で要介護になり、外出頻度が減少し、社会との接点も減り、認知症になります。
歯を失ったり噛み合わせが狂うと、オーラルサルコペニアになり、噛む力が低下する為に食事が喉に詰まりやすくなったり、飲み込む力が衰えると、お茶や汁物でも咽やすくなります。
奥歯を失い噛み合わせが出来ないと、咀嚼に必要な筋肉が減ってしまう為に、軟らかい物、食べやすい物ばかり食べていると口の周りの筋肉が衰えて本当に食べられなくなります。
また、口角は口輪筋の動作は鈍くなり、飲み込む力が弱っていき、耳下腺への刺激が少なくなり、唾液は減少し、食塊の嚥下が困難になります。
舌は歯列弓からはみ出し、萎縮し動きは鈍くなり、顎下腺、舌下腺への刺激も少なくなり、唾液の分泌量は更に減少します。
また舌は、前下方へ移動して乾燥し、免疫力は低下します。
唾液の分泌が低下すると、ドライアイ・ドライノーズ・ドライマウス・便秘・下痢にも繋がり、歯周病が進行し、口臭も酷くなります。
「滑舌の衰え」「食べこぼし」「わずかなむせ」「噛めない食品が増える」等、些細な口腔機能の低下を見逃さない事が大切で、このわずかな口の衰えは、身体の衰えと大きく関わっているのです。
噛めない事がオーラルフレイルに繋がり噛めることがオーラルフレイルの予防なのです。

投稿者:池上 孝

2017年11月24日

私の考える難病患者に対する「歯の噛み合わせ」

難病患者の顔貌、姿勢を私なりに観察させていただき、また、個々の患者さんの難病に対する考え、思いも聞かせて頂きました。現代医療は、難病に対してすべての医師が診断、薬の使い方等に精通しているとは限りません。
現在は、薬物療法がメインで症状に変化が認められなかったり、悪化する度に薬は増量されます。また、新薬も加わり、それに対する副作用も無視できないものです。
私が思うに、多くの難病患者は、病名、診断名にあまりにも振り回されている様に感じられます。
難病は診断が付かず、治療法も確立されていないから難病なのです。
医療保険の請求には診断名が必要なので、原因不明の場合「~症候群」と病名が付いているのです。
難病を病気として見るのではなく、視点を変えてその人の持つ不定愁訴に目を向けて見て、その症状が1つでも2つでも改善されればどうでしょうか・・・・。
例えば、猫背の人は逆流性食道炎、誤嚥性肺炎、尿漏れ、腰痛、膝痛、運動器症候群(ロコモティーシンドローム)等の症状が出やすいと言われています。
ならばその猫背が変わればどうでしょうか?
自律神経の乱れは、唾液不足に現れます。
しかし、唾液が増えれば免疫力、ホルモン力もアップして全身は健康になります。
私の考えている「歯の噛み合わせ」から見ると、姿勢が改善する事で、まず自律神経が調整されます。
すなわち、副交感神経が優位に働く事により、涙液、唾液が増加します。
そして、胃、腸の蠕動運動が活発になり、胃弱といわれる胃症状、便秘、軟便、下痢等が改善される可能性があります。
難病患者にとってこの様な不定愁訴の1つでも2つでも改善されればどうでしょうか。
又、うつ、認知症、パーキンソン病の人は前頭葉眼窩皮質の血流が悪いとの報告もあります。
ところが、
咬合治療により画像を通して血流が長期間に渡って上昇した状態が続いているとの報告もあります。
涙液も唾液も血液の一部で、腺細胞から出来ています。
だから、涙液が増加すれば唾液も増加しているのです。
すなわち、涙液、唾液が増加すれば、ドライアイ、ドライノーズ、ドライマウスの症状改善し、それは免疫力、ホルモン力のアップに繋がる可能性もあります。
難病患者にとって、ドライアイ、ドライノーズ、ドライマウス、便通、不眠等の症状が改善するとしたらどうでしょうか。
それが私の考える歯の噛み合わせなのです。
「たかが噛み合わせ、されど噛み合わせ」
「口は食物と未病の入り口であり、健康の出口でもある」

投稿者:池上 孝

2017年11月18日

高齢者の味覚と噛み合わせ

高齢者の塩味を感知する能力は、健康な若い人に比べて約12分の1といわれています。
つまり約12倍の塩を使わないと、若い頃と同じ味に感じられないという事です。
高齢者が若年者と同じ味を感じる為に、苦みは7倍、うまみは5倍、酸味は4.3倍、甘味は2.7倍の刺激が必要になるのです。
だから、高齢者は塩分の強い食事を摂りがちで、加齢と共に味覚障害を発症する人が増えているのです。
人の味覚は舌の表面にある「味蕾」というセンサーで味を感じます。
味蕾は味細胞が40~50個集まったもので、花の蕾のような形をしていて、味細胞の先には「微小毛」とうアンテナの様なものがあり、唾液に溶け込んだ味の成分が唾液を伝って舌の上に広がり、味の情報を神経を通って脳へ伝えています。
味細胞も10日位のサークルで常に新しい細胞に生まれ変わっていますが、亜鉛が不足すると味細胞の再生がうまくいかないことが味覚障害と舌炎の原因と言われているのです。
冬季は味覚障害が発生、進行しやすいのは寒くなり、空気の乾燥、唾液が少なくなる事も味を感じにくくなる原因なのです。
この信号伝達に何らかの乱れが生じると、味の感じ方がおかしくなります。
この乱れはストレスや体調不良、高齢者が飲んでいる事の多い降圧剤や、糖尿病治療薬によって引き起こされる事もあります。
その為、結果的に高齢者に味覚障害が多くなると考えられます。
味覚は視覚、聴覚に比べて本人が把握しにくく、濃い味付食事で塩分過剰によって高血圧、動脈硬化のリスクを生じ、その先に脳出血や心筋梗塞など命に関する疾患、リスクが待っています。
症状が進行すると、「食べ物の味がしないから食事がまずい」と食べなくなってしまい栄養失調状態になり、体重や免疫力低下を招き、重篤な病気にも繋がっているのです。
食事の関心を失う事は、命を縮めるリスクに直結するのです。
味覚障害と舌炎にはドライマウスが大きく関係している可能性も考えられます。
治療法、予防法として噛み合わせ治療も1つです。

投稿者:池上 孝

2017年11月18日

口呼吸と噛み合わせ

人間は、本来鼻からの呼吸(鼻呼吸)が基本で、口呼吸は補助的な役割なのです。
鼻の機能は呼吸以外に嗅覚や鼻毛によるフィルターの役割があります。
それが何らかの原因で、鼻閉が生じると、一時的に口呼吸になったり、アレルギー性鼻炎が慢性的になると、口呼吸が習慣になってしまいます。
部分的に見れば、口が乾燥状態になると、歯の渇いた場所に食べかすが付きやすく、細菌も洗い流せないので、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また全身的に見れば、気管や肺に直接外気が入る為、インフルエンザや風邪になりやすくなります。
夜間に口が渇いたり、口がぽかんと開いている人、いびきをかいている人、睡眠時無呼吸症の人は口呼吸に繋がります。
治療法として噛み合わせ治療も1つです。

投稿者:池上 孝

2017年11月18日

猫背と噛み合わせ

あなたは猫背ではありませんか。
猫背とは背中が丸まった姿勢の事で、見た目が悪いだけでなく、座った猫の様である事から、猫背という名前が付いたと言われています。
この猫背を続ける事で、頭痛、肩コリ、腰痛、誤嚥性肺炎、尿漏れ、ロコモ(運動器症候群)内臓の不調、心肺機能の低下等が現れやすくなります。
だから猫背の姿勢を放置すると、病気になってしまう可能性もあるのです。
原因は前かがみの姿勢を続ける事により胃の血行が悪くなり、臓器が圧迫され、食べ物の消化にも影響を及ぼします。
又、首には太い血管や神経が通っているので、ここに過度な負担がかかり、自律神経が圧迫され、神経回路に影響を及ぼし、血管を慢性的に圧迫し、血流の滞りが起き、しびれや痛みが出る事があり、さらに怖いのが、脳梗塞、クモ膜下出血等・・・。
様々な病気の発症リスクが跳ね上がります。
猫背の改善方法として、自分の意識付けとか、対策法が述べられていますが、なかなか正しい姿勢を持続する事は難しく、元の姿勢に戻りやすいです。
それは、人間は二足歩行で姿勢は頭の位置により決定され、頭の位置は噛み合わせによって決まるのです。
年と共に歯はすり減って短くなったり抜歯等により噛み合わせが低く低くなった結果猫背になっているのです。
その噛み合わせを高くする事で頭の位置が変わり、姿勢が変わり、猫背姿勢も変わり健康を取り戻す事も可能なのです。
それが噛み合わせです。

投稿者:池上 孝

2017年09月04日

ドライマウスと噛み合わせ

ドライマウスとは、何らかの原因で唾液の分泌量が減って口の中が乾燥した症状のことです。
軽症では口内のネバつきや、飲み込みにくさ、口臭等を感じます。
症状が進行すると舌のひび割れが出来て、舌が痛くなり、物が食べられなくなる事もあります。
口が渇く為、水分の摂取量も増えて、胃弱・便秘の症状も伴うケースが多いと思います。
原因は、唾液の分泌量が減る、加齢と咬む筋肉の衰え、薬を服用する機会が増え、副作用なども考えられます。
予防法は、食事はなるべくよく咬んで、舌のストレッチ、顎を大きく動かす、顎周りのマッサージ等が言われています。
歯科的に、噛み合わせが悪ければ、噛もうとしても咬み辛く、義歯であれば、義歯の安定が悪い為に、噛めばあっちこっち痛みがあり常に外れやすくて困っている方々は多いと思います。
その原因の多くは噛み合わせが低すぎるからです。
良い高さの噛み合わせになれば、唾液は湯水のごとく溢れ、ドライアイ、ドライノーズ、ドライマウス、胃弱、便通の症状の改善に繋がります。
唾液も涙も血液の成分で腺細胞由来です。
赤ちゃんは、口の中が唾液で溢れてよだれが垂れていますね。
加齢と共に歯もすり減って、咬み合わせが低くなり、唾液も井戸が涸れる如く減少してきます。
これも多くは皆年のせいで片づけられているのが現状です。
そこに噛み合わせの治療を取り入れる事で、間違いなく唾液も涙も増えます。
唾液と涙は自然がくれた特効薬です。
一度噛み合わせを体感してみてはいかがですか?
割箸を5㎝位に切り、両小臼歯部で5分程咬んでみてください。
眼、鼻、口の変化を体感してみて下さい。
それが私の言う噛み合わせです。

投稿者:池上 孝

2016年12月27日

唇、瞼、目の周囲のけいれんと噛み合わせ

唇がひくひく、ピクピクするのは、疲れ、ストレス等により血流が悪くなっているからです。
唇が赤いのは多くの血管や神経が集っているからです。
疲れやストレスが加わると疲労物質の乳酸が筋肉の動きを鈍らせ、血流が悪くなり、痙攣が起こりやすくなります。
ヘルペスが出来やすい人は唇が痙攣しやくなります。
ヘルペスは神経性ウィルスで、一度かかると唇の筋肉や神経に傷ついて痙攣しやすくなると言われています。
疲れたり、病気になったり、ストレスが溜まると、唇がカサカサしたり、荒れて来るのは疲労物質が溜まっているからなのです。
また、ビタミン、ミネラル等栄養不足、心因性のもので緊張したり、過度のストレスがかかった時に現れるのです。
目の周り、唇、口のしびれや痛みに発展し、顔が激しく痛むと三叉神経痛の疑いもあります。
また、唇の痙攣の他、頭痛、ろれつが回らなくなったり、手足のしびれ、痙攣している同側の目が見えなかったりの症状が出て、意思の疎通ができなくなったら、脳の血管がつまっている可能性があり、すぐに病院へ行って下さい。
唇だけでなく、瞼や頬など顔の他の部分も痙攣して片側顔面けいれんがあり、痛みを感じるのはストレスだけでなく、顔の血管内部に悪玉コレステロールが詰まって、顔面神経を圧迫する事が原因と考えられています。
それも要注意のサインです。

対処法として
唇の血流の良くなるクエン酸が多いレモンやイチゴ等の果物、ビタミン、マグネシウムの多い野菜、豆類、魚介類の食事をとる事と、過度な運動がストレス解消になり効果的です。
唇は身体の中でも敏感な部分で様々な身体の不調を教えてくれる鏡なのです。

投稿者:池上 孝

2016年12月26日

ドライマウスと身体の不調について

ドライマウスは、唾液の分泌が低下して、口の中が乾く病気で、口の中がネバネバしたり、口臭、夜中に喉が渇いて何度も目が覚めて辛いものです。
しかし、自分自身がドライマウスと気が付いていない人も多いのです。
現在、解決策の一つとして、口専用の保湿ジェル、保湿剤が使われています。
保湿ジェルは単なる、水ではなく、人間の唾液に含まれる成分を配合したのもで、乾いた口を正常な状態に近づけるものです。

しかし、保湿剤を重ねて塗ると、膜が厚くなって、口から剥がれ落ちた時に喉に流れ込んで、誤嚥や窒息等の事故の元になるので要注意です。

ドライマウスは単純に口が乾くだけでなく、身体の不調に繋がっていきます。
以下、身体の不調として現れやすいものの症状を紹介します。


・不眠症
ドライマウスで口や喉の乾燥がひどくなると、夜中に何回も目覚め、その都度水分補給するようになり、それが毎日続くと不眠症にもなります。
不眠で交感神経が興奮すると、消化器系をコントロールする副交感神経が上手く働かず、食欲不振にもなりやすいのです。
また、睡眠不足で体力も回復せず、倦怠感や疲労感が生じ、家事等何もやる気が起こらず、この症状が進行すると、うつ病になる危険性もあります。
また、抗うつ剤や睡眠導入剤による副作用で、口渇も起こります。

歯周病
歯のエナメル質を溶かす酸や、歯肉に炎症を起こす毒素が発生し、虫歯や歯周病になりやすいのです。

味覚障害
ドライマウスにより、唾液の分泌量が減り、口の中の細菌の増殖を防ぐ抗菌作用や、自浄作用の低下により、カンジダ菌というカビの一種が増殖し、口内の炎症を起こします。
これを放置すると味を感じる「味蕾」という器官に炎症及び味覚障害が起こります。
またカンジダ菌が増えると白い苔のようなものが口の中に出来て、これが口臭や舌の痛みの原因にもなります。

喉の痛み
唾液の分泌量が減り、口がカラカラに乾いて喉の痛みを感じます。
喉が痛いと、人と話すのが億劫になり、痛みでイライラして日々の生活の中でストレスが溜まって、唾液の抗菌作用、自浄作用の低下でウィルスや細菌が体内に侵入して風邪をひきやすくなります。
また、細菌が肺に入り込み、肺炎で喉を痛め、消化、粘膜保護作用が機能しなくなり、食べ物が逆流して、消化器官や胃や食道を痛める事にもなります。
ドライマウスの対処法は、噛み合わせ治療で実感して下さい。

投稿者:池上 孝

2016年12月26日

後鼻漏と噛み合わせ

鼻水は健康な人でも1日1リットル以上が作られています。
鼻漏とは鼻水(鼻汁)のことで、鼻水が前方に垂れることを前鼻漏といい、鼻水は本来鼻から出るが、喉の後ろの方へ垂れて落ちるのが後鼻漏です。
原因のほとんどは「慢性鼻炎」「副鼻腔炎(蓄膿症)」か、鼻の中のできものキノコ状のポリープ「鼻茸」、又は、ストレスによる自律神経失調症の可能性があるといわれています。
自律神経は、昼間に身体や脳を活発させる交感神経と、寝る時に身体や脳を休ませる副交感神経がバランス良く働いています。
このバランスが崩れると様々な症状が引き起こされます。
その1つとして後鼻漏が起こるといわれています。
後鼻漏は「鼻水、痰、咳、吐き気」によってストレスがかかり、胃腸の働きが低下する事で、上半身に水が溜まりやすくなり、それが鼻水となって後鼻漏の原因となることもあります。
症状は常に鼻水が喉に降りてくる、口の中に鼻水が溜まる、寝ると喉に鼻水が溜まる為息苦しくなる、精神的・身体的辛さから身体のだるさを感じる、喉にへばり付いて違和感を感じる、吐き気がする、咳が出る、喉が痛い、気管支炎、口臭、不眠、肩コリの原因になる事もあります。
治療は、根本原因の鼻炎、副鼻腔炎治療ですが、歯の噛み合わせが関係しているケースもあります。
噛み合わせ治療との関係は不明ですが、良い結果を得ています。
私が思うに、咬合を挙上することで口腔内の容積が拡大し、舌の可動域の増加、気道が立ち上がる事による呼吸の改善、自律神経の調整、すなわち副交感神経が優位に働くことで、鼻閉感改善、後鼻漏等の改善に繋がるものと考られます。

投稿者:池上 孝