2007年06月05日
噛み合わせと全身の健康(2)
身体を正面から見ると、一方の歯がすり減ったり、失った為に“歯の噛み合わせ”
が低くなり、頭位が傾き、重心移動が起こり、バランスをとる為に首、背骨を曲げ、又開脚に及んでいます。
身体を側面から見ても“噛み合わせ”(上顎と下顎の距離)が低くなり、下顎は後方へさがり、重い頭は前方へ傾斜してバランスを保つ為、首、背骨を曲げて不良姿勢に及んでいます。
その結果、首、肩、腰、膝へ影響を及ぼしています。
“噛み合わせが”低くなり、下顎頭が後方、後上方へ移動した結果、下顎は後方へ頭は前方へ傾きます。
又、下顎頭と耳孔とは隣接しており耳症状の6割は“噛み合わせ”に関係しています。
スプリント(マウスピース)を用いて下顎を正常な位置に戻すことにより、頭位が変わり、姿勢も変わり健康をとり戻すことも可能です。
投稿者:池上 孝