2017年11月18日
口呼吸と噛み合わせ
人間は、本来鼻からの呼吸(鼻呼吸)が基本で、口呼吸は補助的な役割なのです。
鼻の機能は呼吸以外に嗅覚や鼻毛によるフィルターの役割があります。
それが何らかの原因で、鼻閉が生じると、一時的に口呼吸になったり、アレルギー性鼻炎が慢性的になると、口呼吸が習慣になってしまいます。
部分的に見れば、口が乾燥状態になると、歯の渇いた場所に食べかすが付きやすく、細菌も洗い流せないので、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また全身的に見れば、気管や肺に直接外気が入る為、インフルエンザや風邪になりやすくなります。
夜間に口が渇いたり、口がぽかんと開いている人、いびきをかいている人、睡眠時無呼吸症の人は口呼吸に繋がります。
治療法として噛み合わせ治療も1つです。
投稿者:池上 孝