2007年06月21日
理想の「歯の噛み合わせ」
徳川家康の顔を想像してみて下さい。
外見はエラが張って、角張った顔立ちであり、明らかに“縄文人の顔”です。
すなわち、“ニコッ”と笑った時に、上下の歯が真っ直ぐで、キッチリ隙間がなく、全てが咬み合っている歯の噛み合わせです。
この噛み合わせを持っている人々は、健康で、病気知らずで、更に学習能力も高く、強い意志を持ち、聡明な方がほとんどです。
強い集中力を必要とする優秀なスポーツ選手の多くはこの噛み合わせを持った人が多いのです。
縄文人と現代人とでは、顔(頭がい骨)、容姿がずいぶん異なっている事がわかりますか?
2000年前の食事時間は、51分で、咀嚼回数(噛む回数)は、3990回、江戸時代には、22分で、1012回、戦後になると、ハンバーグや、スープ、パン等の軟らかいものが多く、11分で620回です。
又、最近の小学生は、平均700回で、1/3は500回も満たないそうです。
2000年前と比べて咀嚼回数は1/6になっています。
これは軟らかい食べ物が多くなり、顎の骨が正常に発達しなくなり、顔の形【醤油顔】にも影響していると、考えられます。
投稿者:池上 孝