2007年07月30日
『歯で殺されないために』 著 岬 奈美
『歯で殺されないために-全身を狂わし人生の屋台骨まで狂わす顎関節症闘病記-』
岬 奈美著 JDC出版 ¥1,224 1996/09発行
岬 奈美さんは、自分自身が顎関節症を患い、長い間闘病生活を日記に綴ったのですが、自分の心身の苦しみを世の中の1人でも多くの人に伝えようと、苦労の末、やっと出版にこぎつけられた本を紹介させて頂きます。
私自身、10年前にこの本に出会い、彼女の心身の苦しみを、私が聞くことで少しでもやわらげる事が出来るならばと思い長電話をさせて頂きました。
その後彼女からお手紙を頂きましたが、その当時すぐに返事を差し上げる事ができず、現在に至っておりましたが、やっと自分の中での葛藤を乗り越える事が出来て、この9年間のブランクに対して、お許し頂けるならばと思い、やっとの思いでお手紙を差し上げたところ、すぐに心良く受け入れて下さいました。
さっそく昨日(28日)京都で彼女の長期に及んだ顎関節症との戦い、心身の苦しみを生の声で聞かせて頂き、私の顎関節症に対する考え方にも賛同して下さいました。 ※注1
いずれ、彼女の思いを、このブログを通じて書き込んでいきたいと思います。
ご期待下さい。
※注1) 現在の顎関節症に対する考え方は、まさに現代医学そのもので、“木を見て森を見ず”で顎関節部しか目を向けていないのではないかと思います。
そこで視点を一歩下がって見ると、身体にも歪を生じて不良姿勢になり、その症状は全身に及んでいると思います。
投稿者:池上 孝