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歯の噛み合わせ

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2007年12月25日

ジョージ・ワシントンと噛み合わせ

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アメリカ合衆国の憲法下で全選挙人の支持を得て当選した、アメリカ独立戦争の支持者、建国の父、そして合衆国初代大統領、ジョージ・ワシントン。
彼は子供の時、桜の木を切った事を正直に父親に話した事でかえって誉められたと言われていますが、これは彼の死後、牧師が「嘘をついてはいけない」という子供向けに教訓として書いた作り話と言われています。
彼の人生で歯を語らずしては始まらないと思います。
子供の頃、胡桃(くるみ)を齧り(かじり)過ぎて歯を早く失ってしまったとか、もともと歯茎が弱かったり、歯茎の病気があった為に、24才頃から歯槽膿漏(しそうのうろう)に悩まされていたそうです。
そして57才で大統領に就任した時には左下の小臼歯が1本しか残っていなくて、しかも入れ歯は木製の物を使っていたそうです。その入れ歯では演説もまともに出来なくて、人前に出るのが嫌になり、3選を拒否したとも言われています。
晩年ワシントンは連鎖球菌による喉の伝染病、あるいは治療による大量出血のショックと脱水症の合併症で、生涯を終えたとも言われています。
1ドル紙幣の写真で、ワシントンが口を無理に閉じているのは、木の入れ歯で適合も悪く、外れやすい為だとも言われています。
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そこで私が考えるに彼は噛み合わせが低く、猫背で姿勢も悪く、口唇は薄くて口角部を中心に皺(しわ)があり、老人様顔貌を呈していて、口渇があり、喉も弱くて、風邪も引きやすかったのではないかと考えられます。
もし、この時代に噛み合わせ治療を施す事が出来たなら、世界はもっと大きく変わっていたかもしれませんね!!

投稿者:池上 孝