2008年01月07日
メラトニン(脳内ホルモン活性化)と睡眠
メラトニンとは、脳の中心にある「松果体」という部分で作られる、“ホルモン”でその血中濃度が夜間に高く、昼間は低く、睡眠、覚醒のリズムに関与していて、年を取るにつれ、減少すると言われています。
主な作用は睡眠の改善、体温の鎮静、血圧降下、免疫力の強化、感情の調整などが報告されています。
また、メラトニンを多く含む食物には、オート麦、トウモロコシ、米、生姜、トマト、バナナ、大根、春菊などがある。
スプリントを入れると、アゴを中心とした筋肉の緊張が和らぎ血行が改善されて、メラトニンの分泌が促進される様です。
メラトニンの平均増加率はスプリント装着前の約3倍になるという報告もあります。
交感神経の緊張を緩和する為心身のストレスの軽減にも繋がります。
メラトニン製剤と違って、自然の分泌リズムを乱しませんから、副作用もなく安心です。
まさか、噛み合わせ治療が睡眠にまで関係して、睡眠剤から解放され、なおかつ、健康を取り戻す可能性もあると知って頂きたいのです。
投稿者:池上 孝