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歯の噛み合わせ

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2008年02月04日

入浴と半身浴

入浴には、体を清潔にして、温めるだけと考えている方が多いと思います。
入浴は血行が良くなり、疲労回復と新陳代謝が活発になります。
又、ストレスの解消と快適な睡眠効果があります。
42℃以上の熱い湯に入ると交感神経が刺激され活発になり、体は緊張、興奮の状態になり、
39℃~40℃のぬるめの湯に入ると副交感神経が刺激され、活発になり、筋肉は弛緩し、心臓の動きもゆっくりし、リラックス効果を得る事が出来ます。
また、胃腸の働きが活発になり、便秘気味の方はぬるめの湯に入る事をお勧めします。
体が温まると血管が拡がり、血行が良くなると、老廃物や、疲労物質(乳酸)などが運ばれる為に、疲れが取れ、筋肉痛、神経痛の痛みも和らぎます。
私たちが通常生活している時は、体内の血液の多くが下半身に集まっているが、入浴して肩まで湯に浸かると、下半身に水圧がかかって脚の血液が上半身に上がり、心臓に行く血液が増えます。
この時、心臓は水圧が圧迫されている為に心臓血管の負担が大きくなります。
ところが、半身浴では、心臓や血管の負担が少なくなります。
高齢者、心臓病、不整脈、血圧の高い人に勧められる入浴方法です。
身体が冷えると、血流が悪くなり、いわゆる“おけつ”となり、万病の素となります。
日本人の長寿の原因の1つにお風呂があります。
Ⅰ 100分ほど湯にゆっくり入る(浸かる)のがよい。
Ⅱ 寒ければ、乾いたタオルを肩にかけるとよい。
Ⅲ ふたを半分閉め、蒸気で上半身を温める。
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お風呂からあがる時は、タオルでよく水滴を拭き取って下さい。
当り前の事ですが、その水滴が残っていると、蒸発する時に体温が奪われ、湯冷めの原因となるからなのです。

投稿者:池上 孝