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歯の噛み合わせ

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2008年03月10日

歯ぎしり

歯ぎしりは、噛む為の筋肉が食事中でもないのに無意識に異常な動きをする異常運動を指します。
その数は日本人の300万人と推測されます。
歯ぎしりは、ガムを噛む時の数倍から数十倍の圧力がかかっている為に歯・アゴの骨、筋肉、顎関節に破壊的に作用します。
歯が削れる(摩耗)、割れる、痛む、しみる(知覚過敏)、顎関節症、頭痛、首・肩コリ、腰痛、眩暈(めまい)、耳鳴りなど様々な原因となります。
睡眠時無呼吸の発現や心拍の乱れなど、自律神経系の機能に影響を与えている事が多いのです。
健康な人は普段、上下のアゴの歯は安静状態で2㍉位、離れているものです。
食事の時の咀嚼(そしゃく)で瞬間的に歯と歯が接触する事と、つばを飲み込んだ後(20分に1回の割合)に必ず歯を噛んでいます。
1日で10分~15分位しか歯は接触していないのです。
歯ぎしりをする人は一晩に40~45分長い人で2時間位しています。
人は誰でも重い物を持ち上げたり、スポーツや仕事や物事に集中している時は歯を食いしばります。
病的な食いしばりは、仕事中、デスクワーク、何かに集中している時、睡眠中に無意識で食いしばっています。
原因は癖、心因性、ストレスによるもの、歯の詰め物が合っていない、病気によって筋肉の緊張状態が起こっている時、噛み合わせは狂ってきます。
歯ぎしりに対して、噛み合わせ治療での、スプリント療法が、有効で的確な方法だと思います。

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投稿者:池上 孝