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歯の噛み合わせ

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2008年06月09日

舌痛症と違和感と噛み合わせ

舌の痛みと違和感があり歯科や医科で診察しても「異常ナシ」の診断で、年のせい、気のせいで片付けられている場合が多いのではないでしょうか?外見上、舌に異常もないのに舌に痛みを感じるのものを『舌痛症』と言い、中年以降の女性に多く見られます。
痛みは舌の先に多くみられ口が渇く感じ(口渇)と並んでよく味覚障害も合併して起こります。
又「角化症」と言って、舌の表面がひび割れたり、白い模様が現れる「地図状舌」、舌の表面がツルツルする等の異常が現れることがあります。更年期障害に伴って起こる場合には、舌に異常が見られなくても、ピリピリと痛むこともあります。又カンジダ金によるカンジダ症は粘膜に起きる炎症で、舌がひび割れたりウロコ状になり舌痛症の原因となります。
原因として
① ビタミンあるいは微量元素の不足(鉄欠乏症貧血は初期では外見に乏しくて、舌の痛みだけを認 
   め、亜鉛欠乏症は味覚異常前に痛みを認めることもあります。)
② 糖尿病(舌の痛みと薬の副作用による、口の乾燥が関係していると言われている。)
③ 口腔内乾燥(シェーグレン症候群あるいは、口の乾燥する疾患)
④ 精神疾患の場合が考えられます。
  の場合が考えられます。
今迄の治療法であまり効果が現れなければ、味覚障害と同じく、不足している亜鉛を食事と薬で補うことと、噛み合わせ治療による唾液の増加が有効と考えられます。
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投稿者:池上 孝