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2008年09月10日

瀬戸大橋マラソンで心肺停止

晴天に恵まれた4月13日(日)、瀬戸大橋上で開催された開通20周年記念マラソンに後楽口園RCのロゴ入りのユニフォームを着て出場し、ルンルン気分で、10K地点の給水場において給水し、20年前の開通マラソンを思い出し、キョロキョロと回りの景色を楽しみながら走っていました。
残り5K、タイムレースでもないし、1K6分のペースで30分くらいでゴール出来るが、“その時、どんなパフォーマンスをしようかな”と考えながら、気分はルンルン気分で走っておりました。

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この20分後に“ま坂の坂”が待ち受けていようとは・・・。
全長15Kのコースを順調に走り続けていた、与島上の12K地点の多くのランナーの眼の前で、突然心肺停止状態に陥り、意識を失い、転倒し、全身けいれん状態で、口元も硬くなり、脈も確認できなかったそうです。
多くのランナーの中に、私にとっては“救いの神様”のようなドクター・消防士の方々が居合わせて、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージの救命処置、その後到着した自動体外式除細動器(AED)で電気ショックを稼働させ、 脈は回復したものの、意識はすぐには戻らなかったそうですが、何とかドクターカーの中で意識を回復したそうです。
その後、後遺症も最小限で、身体も回復できたのは、AED、多くの方々の連携がパーフェクトだったからこそ、この地球上に現存しているのです。
救命された立場になって、改めて医療の進歩と日頃の訓練の大切さを身をもって感じました。
これからは自分の職業を通して、“苦しんでいる人々”を助けるために、来生から現生へ命び戻されたとの思いです。
現存はまさに“人間キカイダー”状態で、1日1日、誰もが体験しない、死後の世界を“しっかりと”この目で確認して生きています。
まだ瀬戸大橋マラソンも、3Kを残して完走しておりません、早いうちに残りを走りたいとの思いです。
尚30周年記念マラソン開催時には必ず完走したいと思っております。

投稿者:池上 孝