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歯の噛み合わせ

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2008年10月20日

病気の治療法

病気の治療法には病気の原因を取り除く、「原因療法」と、病気によって生じた不快な症状を和らげる、「対症療法」と、元々存在するものが不足したり、無くなった時それを補充する「補充療法」があります。
原因療法は中々難しく、多くは対症療法か補充療法が行われています。
対症療法の対象となるものは、耐えがたい多くの臓器の痛みであり、続いて、熱、下痢、便秘、咳、痰等です。対症療法は症状を抑えるだけで、元の病気に対して悪影響がなければ問題はないのですが
その症状を抑えると、かえって元の病気が悪くなる場合があります。
例えば、発熱、下痢、咳などはウィルスや細菌の侵入に反応して、それらの病原体を排除しようとする、生体の、正常で重要な防御反応の1つなのです。
その症状を抑えることは、感染症などの原因の排除を遅らせてしまいます。
だから元の病気が悪化しなくて、副作用の方が効果をしのぐことのないように、最小限にする必要があります。
薬も同じものを飲み続けると、その効果は次第に弱まると、量を増やしたり、より強い薬に替えると、副作用も大きくなります。
その影響で、今まで不調でなかった他の臓器に、不調が発生することも多く、原因療法を行うにも症状の原因、疾患の進行程度、患者の全身状態を考えると対症療法も並行して行うことが多いようです。
これらの療法は、薬の服用がほとんどですね!
では、噛み合わせは何の療法・・・?
症状に対して間接的に働きかける「原因療法」でもあり、「対症療法」でもあり、「補充療法」でもあり、全ての療法に対応していると考えられるのではないでしょうか!

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投稿者:池上 孝