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2008年11月10日

セカンド・オピニオン(第2の意見)とインフォームド・コンセント(説明と意見)

セカンド・オピニオンとは、「第2の意見」で「診断や治療法について主治医(担当医)以外の医師の意見を聞いて、参考にする」ことを言います。
日本ではまだ普及していない為に「主治医に対して失礼になるのでは・・・」と思いがちのでしょうが、医師から説明(インフォーム)を受けたとしても、情報も、知識も乏しい、患者や家族にとっては、不安を覚えて、治療法の決定は出来にくい為に、知識を持っている人に相談して、意見を聞きたい、と思うのは当然のことですね。
つまり、インフォーム・コンセントとセカンド・オピニオンは車の両輪と考えてください。
治療法も日進月歩の現在で、マニュアル化(標準化)は難しく、どの医師がどれだけの技量と情報を持っているのか、は分かりませんね。
診断や治療方針の説明を受けたけど、どうしたらよいか、悩んでいる時や、他に治療法はないか、と考えている場合に、自分自身で納得して、治療を選択して、自分で判断するために、他の意見を聞いてみるという方法なのです。
その結果、主治医の診断や治療に対する確認が出来て、妥当性(適切性)を再確認する事で納得して、治療を受けることが出来るし、他の治療法の情報を得ることもあります。
だから、セカンド・オピニオンの必要性は、増々高まりますね。
患者本人以外でのセカンド・オピニオンも考えてみるのも方法の一つだと思います。

投稿者:池上 孝