カテゴリー

最近の記事

過去の記事

お問い合わせ先
岡山県岡山市中山下1-5-38
池上歯科医院
TEL:(086)-231-0086
FAX:(086)-234-2999

歯の噛み合わせ

TOPページ>>歯の噛み合わせ

2008年11月25日

下顎のズレと不定愁訴

顎は顎の関節を介して筋肉や靭帯で頭部に固定されています。
顎の位置が"ズレ"ると、頭の位置が"ズレ"て"傾き"を生じ、それを支えている、頚椎やその下部の胸椎、腰椎、仙椎へズレが広がり脊椎全体の配列異常が起こります。すなわち、姿勢が悪くなります。
顎の"ズレ"で顎の位置を保持している、頭部、頚部、肩部の筋肉すなわち、姿勢を維持する多くの筋肉が側方的、前後的にバランスが崩れて、異常な働を強いられ、筋肉の過緊張による神経圧迫、血管圧迫が起こり、血流が悪くなり、硬直や痛み、しびれを生じ、姿勢は悪くなり、身体全体のバランスが崩れて、全身の症状に影響が及びます。
自然界は、引力の作用により、我々の健康も各自の水平を垂直(骨盤と背骨)が維持されていますが、顎のズレにより水平と垂直が不自然(歪み)になった時は、姿勢は悪くなり、健康をそこなっていくと考えられます。
"ズレ"たあごの位置を"全身の健康によい"顎の位置へ是正することで、多くの病気(不定愁訴)が改善されると考えられます。
顎の位置は姿勢の変化に関与し、全身の姿勢の調整という点で、重要な役割を果たしています。
正しい姿勢は背筋を伸ばし、全身に適切な緊張感がいきわたり、ゆるんだ筋肉を引き締めることで、身体に掛かる負担を少なくし、内臓の働もスムーズになり、不定愁訴が改善、消失し健康が得られます。

20081121-.jpg

投稿者:池上 孝