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歯の噛み合わせ

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2008年12月29日

風邪と噛み合わせ

風邪をひくと、のどの粘膜についた病原体が原因となって、赤く腫れて痛むことが多い。
予防するには、水道水うがいだけで風邪は4割減少し、うがい薬より効果があるそうです。
うがいは風邪のウィルスがのどの粘膜に取りつき、感染するのを防ぎます。
しかし、ヨード液は、殺菌作用が強すぎるために、外部へのバリアになる常在菌まで駆逐(くちく)するためだそうです。
うがいをしない場合に比べ、薬を使った群に風邪をひいた人は、1割少ないだけだったが、水だけのうがいでは4割も減少した、との報告もあります。
のどの役割は、肺へ空気を送り、食べ物を飲み込み、声を出す、と3つの大切な役割を持っています。

保湿の重要性
のどが乾燥すると、浄化作用を果たしている粘膜が傷つきやすくなり、病原体から体を防御する、免疫力を低下させてしまう為に、のどの乾燥は健康にとってすごく大切なのです。

鼻呼吸と口呼吸を比較すると、鼻呼吸は、吸った空気が鼻腔を通る間に、一気に1.5倍に加湿され、温度も寒い季節では10度以上上昇すると言われています。
鼻は外気に湿り気を与え、温かくして体内と同じような状態にすることで、のどや肺の負担を小さくしているのです。
一方、口呼吸だと、外気が調整されないまま、のどを通過するために、特に冬場は冷たく、乾燥した外気にさらされる為に、できれば鼻呼吸へ変えた方がよいわけです。
予防としては、手を洗いのどを洗う十分な栄養をとって、十分な睡眠を心掛けることです。
冬場の室内は、暖房によって乾燥しがちで、特に夜間は湿度を保つのが難しいですね。
湿度が下がると、のどや鼻の粘膜表面にある繊毛の動きが弱くなり、ホコリ等の異物をうまく排出できなくなってしまい、その結果、のどが痛くなったり風邪を引きやすいから寝る時もマスクをするのも1つの方法です。
そこにもう1つ、噛み合わせ治療で唾液の増加による抗菌作用が風邪の予防法でもあることを知っておいて下さい。

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投稿者:池上 孝