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2009年01月13日

過敏性腸症候群(IBS)その①

大腸小腸に原因となる異常が見つからないのに、便通の異常と腹部異常が慢性的に続く病気。
全人口の10%~20%、そのうち1割が重症型で春から秋口などの季節の変わり目に症状はひどくなります。
腹痛、腹部不快感(おなかが張った感じ、おなかがゴロゴロ鳴る、おならがたまり、頻繁に出る)、ガス過多(20回/1日)、下痢、便秘などの便通異常や、消化器症状を訴え、症状は午前中に強く現れます。
下痢型は、しょっちゅうおなかが痛くなり、下痢をします。
便秘型は、便秘が続き、排便の前におなかが苦しくなることが多い。
又、下痢型と便秘型を繰り返す人もいます。(交代型)
下痢や便秘などが1年以上続いて、他の原因となる病気がなければIBS(過敏性腸症候群)の可能性が考えられます。
身体的、精神的ストレスにより、自律神経のバランスが乱れ、腸の働きが過剰になり、排便のメカニズムの崩れることで起こります。
又、胃腸と感情の関わりは深く、「心の鏡」とも言われ、腹が立つ、腹わたが煮え繰り返る、などの感情により、胃腸はダメージを受けやすい臓器なのです。
頭痛、めまい、疲労感、不眠、ストレスも原因と考えられています。
20代女性、30~40代の働き盛りの人に多くみられ、まじめな人気が弱い人、うつ傾向の人は注意が必要です。

次回は、対処法についてを書き綴ります。お楽しみに!!

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投稿者:池上 孝