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歯の噛み合わせ

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2009年04月06日

鼻閉(鼻づまり)と噛み合わせ

鼻閉とは鼻づまりのことで、片側の鼻が数時間で左右交互に起こる。鼻閉は「ネーザルサイクル」と言って整理現象なのです。
鼻には吸い込んだ空気を加温する役があります。そして、鼻の内には甲介骨という数枚の骨が突出していて、ラジエターのように表面積を広くして呼気を加湿、加湿しやすくします。
特に下鼻介骨には海綿状静脈洞という血液をためておく洞があり、分厚い血管網が表面を取り巻き、さらにその表面を粘膜が覆って、温かい血液と吸い込んだ空気の間で熱交換が起こり、呼気は温められます。
この海綿状静脈洞に自律神経の交感神経が優位に働いて、血液が流れ込むと、血管が拡張して粘膜が膨張して鼻の空間が狭くなって鼻閉が起こります。
逆に、副交感神経が優位に働くと粘膜の収縮することで、鼻の空間は広くなり鼻閉は改善されます。
噛み合わせ治療により、鼻閉は約6割の非hとが改善されていますが、自律神経の作用で、副交感神経が優位に働いているのでしょう。
選択肢の一つに考えてみてはいかがでしょうか?
次回は、顔の老化と噛み合わせについてです。

投稿者:池上 孝