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歯の噛み合わせ

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2009年06月29日

私のスプリント療法における診断

スプリントは診断の為のものであって、治療法ではありません。診断する為には1つでも多くの診断法を用いて患者さんに提示して、まず私が有効であるかどうか判断して診断します。
診断は、短期間で行わないと、長期間に至ると、顎が閉じられなくなったり痛みが出る等、障害が出る可能性があります。
スプリントを装着し調整する事で、下顎は自然に身体のバランスの位置に移行します。
歪みが変わり、姿勢が良くなることで、身体症状に変化を認めます。
次に初心時に行った診断法を再度施して、初診時とスプリント装着時の変化を確認してもらい、私自身がまず診断を付けます。
次に、患者さんにスプリントを再度外してもらい、初診時の噛み合わせに戻して、身体の症状の変化を見てもらいます。
すなわち、スプリントを装着することで身体の歪がなくなり症状改善されたものがスプリントを外すことで元の身体の状態に戻り、全身症状が現われれば、それは噛み合せによるものであることを自分自身で知ることができます。
その症状の改善が患者さん自身に必要か否かによって、噛み合わせの可否の最終的診断を付けてもらうのです。
スプリント装着後、調整する事で下の顎は自分自身で健康にマッチする位置に移行すると確信しています。


投稿者:池上 孝