2009年07月21日
噛み合わせとサドル
歯も長年使うことですり減ったり歯を抜いたことにより上下間の高さを失って低く低くなりますね。低くなることで体にも変化が起こっているのです。
顎だけみても、ガクガクして、だるく、力も入らないし、噛みにくくなり、引いては、首、肩、腰等に何らかの症状が出てきますね。
又、噛み合わせが低くなることで、頭は前に傾き、姿勢は悪くなり、全身に症状が及んで体の不調の原因となります。
噛み合わせが低くなると、どうなるかを自転車のサドルの高さを想像して見て下さい。
サドルの高さを間違えて、低すぎると、乗りにくくなったり、すぐに足首、膝、腰などが疲れてきますね。又、高すぎても同じようになるなど体の不調の原因になりますね。
高すぎると脚が伸びきって、ペダルに力が伝わらなく、又、低いとペダルが一番下になったときに脚が曲がりすぎて、力が入りません。
ベストポジションは、ペダルが一番下に着いたときに、脚が伸びきらずに少し余裕がある長さが最適なのです。
高さにもある程度の許容範囲はあり、噛み合わせも同じことが考えられます。
高すぎても低すぎても、身体にはよくないのです。
噛み合せの高さにも許容範囲はあるのです。
その許容範囲を見付けることが、スプリントを用いての噛み合わせの診断なのです。
次回はいびき症についてです。
投稿者:池上 孝