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歯の噛み合わせ

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2009年08月24日

メラトニンと噛み合わせ

人間の体は神経やホルモンの働きにとって1日の生活リズムを作り、活動の時間と睡眠の時間を調整していて、そのリズムを作る役割を果たすのが、メラトニンという脳内ホルモンの一種です。とくに眠りに関わる大切な成分で、ぐっすりすやすや成分とも言われています。
脳の松果体から分泌されて、脈拍や体温、血圧を低下させることで自然な眠りを誘うのです。
午前2時頃が分泌のピークで、夜明けにかけて減少をして、朝に自然な目覚めをもたらします。
健康的な眠りを維持する為に必要で、ストレスには深く関わっている大切な成分です。
メラトニンの分泌は目の網膜が受ける光に影響を受けますので、朝日を積極的に浴びて、体内リズムを日照時間に合わせることが大切です。
メラトニンは免疫機能に関与していて、自然の若返りのホルモンとも言われています。
不規則な夜間生活を送っていると体内とけいが狂い、睡眠メカニズムも狂ってしまいます。
ほどよい疲れを感じる体に、体を動かして、温かい風呂で温まり、寝る前の飲酒・カフェインの摂取を控える。また、体だけでなく脳も活発に働かせて、寝る前にリラックスすることも大切です。
噛み合わせ治療でメラトニンが3倍に増えるという報告もあり、症例もあります。
次回はレム睡眠とノンレム睡眠についてです。

投稿者:池上 孝