カテゴリー

最近の記事

過去の記事

お問い合わせ先
岡山県岡山市中山下1-5-38
池上歯科医院
TEL:(086)-231-0086
FAX:(086)-234-2999

歯の噛み合わせ

TOPページ>>その他の症状

2009年08月31日

レム睡眠とノンレム睡眠

入眠するとまず、ノンレム睡眠が現われ、その後ノンレム睡眠の第1段階から第4段階までくると、今度はレム睡眠になります。
これを1つの同期として、朝まで繰り返すのが正常睡眠のパターンで、朝になるにつれて、レム睡眠の時間が延び、深い睡眠であるノンレム睡眠の第3・4段階が減ってくる。
レム睡眠では、体を支える筋肉がゆるみ、よく夢を見ています。朝覚えている夢は、だいたい覚醒直前のレム睡眠期の夢が多い。レム(REM)は、この時期にビクビクした休息な眼球運動がみられる事から名付けられた。
レム睡眠はノンレム睡眠の最も深い段階からしか移行しません。
高齢になるとこの睡眠パターンが変化してきます。
レム睡眠や深い睡眠である第3第4段階が減ってきて、夜間の覚醒の回数も増えて、全体の睡眠時間もすくなくなります。生理学的に年をとると眠れなくなる。
寝付きが悪いと、入眠障害、途中で何度も目が覚めてしまう途中覚醒、よく寝た感じがしないものを熟眠障害、早期に目が覚めてしまうのを早期覚醒。
老人では熟眠障害を訴えることが多く、うつ病では早期覚醒が特徴的です。
次回はナルコレプシーについてです。

投稿者:池上 孝