カテゴリー

最近の記事

過去の記事

お問い合わせ先
岡山県岡山市中山下1-5-38
池上歯科医院
TEL:(086)-231-0086
FAX:(086)-234-2999

歯の噛み合わせ

TOPページ>>歯の噛み合わせ

2010年02月15日

現在のインプラントの考えは

インプラントの埋入は、大きく分けて、部分的に失った場所に少数のインプラントを埋入することで他の歯を削らなくて歯が固定されるケースと多数のインプラントを埋入することで義歯から解放され、固定ブリッジになるケースが考えられます。
又、インプラント埋入後、骨に固定されるには数ヶ月間の期間が必要なのです。
その間、仮の歯を作成して噛みながらインプラントが骨にしっかりと固定するのを待ちます。
その仮の歯が以前より少しでも高すぎると、多くの人々は違和感を訴え、高いから元の高さまで低くしてくれと、より低い仮歯になっていると考えられます。
ただ元の、高さの噛む感覚だけで作られています。
すなわち、噛み合わせが低くなることで、噛み合わせのバランスが崩れ全身的に見て顔貌、姿勢は歪み、自律神経は乱れ、免疫力、ホルモン力も低下を来しその結果、健康をも害しているのです。
インプラントの固定する数ヶ月の間の仮歯を用いて、噛み合わせ治療を行い、高くなる事でいかに健康を取り戻すことが出来るかということを自分の身体で体感して、診断するのです。
そして、自分の健康に適する顎の位置でブリッジなり、義歯を作ることで審美的にも機能的にも満足され、なおかつ健康を取り戻すことが出来るのです。
インプラントは埋入したけど多くのケースでは今までの高さか、多くの場合は以前より低い位置で作られています。
どの位置で作っても費用は同じなのです。ならば、少しでも健康になるのであれば…あなたはどちらを選びますか?
同じ費用で、お金で買うことが出来ない健康を得るのだという、噛み合わせの大切さを知って頂きたい。


↑インプラント埋入により、義歯からまぬがれ固定することが出来た症例です。

次回は他院でインプラント埋入後に噛み合わせ治療を施した症例を提示します。

投稿者:池上 孝