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歯の噛み合わせ

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2010年03月15日

胸やけと噛み合わせ

食べすぎ、飲みすぎ後に、みぞおちの辺りが熱くなったり、ムカムカすることが胸やけです。
胸やけを放っておくと、「睡眠障害」「ぜんそく」、さらには「がん」などの病気が起こされることを知っていますか?
食道と胃の間には「噴門」と言われる「門」があって胃液の逆流を防いでいるのですが、ゲップをしたり、食べ過ぎや飲みすぎ、胃を圧迫する姿勢を続ける時などに、一時的に噴門がゆるんで酸を含む胃液が食道へ逆流して、粘膜が炎症を起こすのです。
自律神経が乱れると、喉の筋肉が異常に緊張したり、異物を排除しようとして激しい咳が出て喘息の症状が現れる事もあるのです。
胸やけの予防方法として、寝ている間は唾液の分泌が減少する為に寝る前には物を食べない、薬の副作用に注意する。肥満により、お腹に脂肪がつくと胃を圧迫する為に逆流が起きやすくなる。
喫煙や飲酒は「噴門」の働きを弱める為に、逆流が起きやすい。
ストレスが多いと胃液の分泌が促進され、症状を強く感じるようになります。
又、腰が曲がることで胃液が圧迫され逆流が起きやすくなる。
食後すぐに消化のために胃液が多く出るために、逆流が起きやすくなるので、ガムを咬んで唾液を出すようにすることで、予防効果が期待できます。
実は胸やけの特効薬は、唾液ではないのかと私は思うのです。
そこで、噛み合わせ治療により間違いなく唾液が増加する事を知って頂きたいと思います。
次回はパーキンソン病についてです。

投稿者:池上 孝