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2010年06月21日

セロトニンと片頭痛

セロトニンは、セロトニン神経から出る神経伝達物質で、この神経は大脳から脊髄を通って、全身に広がっており、自律神経をコントロールし、心身のバランスを保つ重要な役を果たしています。
「心が曇った」状態を長く続くとセロトニンの分泌は制御されて、「心が晴れる」とセロトニンの分泌が増えます。
セロトニンは光の刺激で活性化される為、朝の光を浴びることでセロトニンからメラトニンへの変化が促されて睡眠の覚が高まります。
セロトニン神経を活性化するには、息をしっかりと吐く「呼吸運動」ウォーキングや、よく噛んで食べる咀嚼運動などのリズミカルな動作を繰り返す運動が効果的です。
セロトニンの働きによって脳の血管は常にある程度緊張した状態が保たれて、  神経から痛みの伝達物質が出ないように血管の中には常にセロトニンが存在しているのですが、ストレスを受けたり、寝不足になると血管内のセロトニン濃度が下がり、血管が拡張して片頭痛が起こっています。


2010.2.13

次回は片頭痛と歯科的治療についてです。

投稿者:池上 孝