2010年11月01日

頭痛は治らないと諦めている方、噛み合わせが原因かも・・・

頭痛には大きな危険な疾患が隠れている可能性がありますが、病院において診断検査の結果、異常が見つからず、薬に頼っている人もおられると思います。脳神経外科学会では、頸椎(首)が歪めば頭痛が起きるとの報告があります。
一方、歯の噛み合わせ治療によって頸椎(首)の歪みが改善されるとの報告もあります。姿勢は頭の位置によって決まります。
頭の位置は上の歯と下の歯が噛み合った下顎の位置で決まるのです。
いくら自分で良い姿勢を保とうと思っても、噛み合わせを変えない限り姿勢は変わらないのです。
例えば、右の奥歯が磨り減ったり、抜けたりすると、頭は右へ傾きます。
又、左右両方の奥歯が低くなると、下顎は後ろへ下がり、頭は前に倒れて噛み合わせ異常が起こり、
いわゆる猫背になります。

噛み合わせに異常が起これば咀嚼筋や頭頚部の筋肉が異常に緊張し、顎関節や頸椎(首)に偏りを起こします。
一方、頸椎の中には動脈が通っていて、頸椎(首)がねじれると脳の中に入っている動脈もねじれて血管が細くなり、血液循環が悪くなって(脳内血管が痙攣することで)頭痛が起こると考えられる。
噛み合わせ治療にマウスピースを装着することで噛み合わせが変わり、頭の位置が変わる事で頸椎の歪みが改善され、引いては姿勢も改善され、血液循環も改善される為に、頭痛のない生活を送れる可能性があります。
検査で異常は認められず、症状もなかなか改善されず、薬に頼る生活を送っている貴方、一度噛み合わせを考えてみてはいかがですか？