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歯の噛み合わせ

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2013年01月22日

噛み合わせの高さの必要性について

噛み合わせは大切であると云う事は何となく誰でも知っていますね。
では、高さがどれだけ大切だと思いますか?
その噛み合わせは高いのが良いのか、低いのが良いか。
では、どの位の高さが良いか。

自転車のサドルの高さを想像してください。
サドルが高過ぎるとどうですか?
また、低すぎるとどうですか?
考えてみてください。
高すぎても低すぎても、腰、膝、足に対して負担がかかり過ぎて良くないですね。
いい加減の高さが良いです。
歯の噛み合わせもその通りなんです。
私はその人に適した高さの目安を、o-リングテストと言う方法で求めています。

硬い歯であっても、歯も長年使うとどうでしょうか?
歯も噛むこと等で、上下の歯ですり減って歯の長さも短くなり、低くなります。
でもそれは、経年的な自然現象で、年のせいで片付けられています。
歯は短くなり、低くなると、下の顎は後ろへ引けて、上の顎、すなわち頭は前に倒れます。
そして人間は最上部に重い頭を乗せ、二本の足で立ってバランスを取ろうと背骨を曲げて猫背になっているのです。
又、顔面に目を向けて見ると、噛み合わせが低くなる事で下の顎は後方へ移動して口角部でしわをつくり、鼻唇溝も深くなり、唇は薄くなり、への字になっているのです。
これらは全て年のせい、自然現象で片付けられています。
又、姿勢の変化につれて全身的な頭痛、肩こり、腰痛、膝痛等の不定愁訴の症状も起こっているのです。
その症状に対して噛み合わせが関係しているかどうか診断する為に、I‐SPLINT(池上式スプリント)を装着する事で、顔も姿勢も若い時の様に変化して不定愁訴の改善、消失を自分自身で体感して見てください。
それが噛み合わせの高さなのです。

 


 


2013.1.22

投稿者:池上 孝