2014年12月03日
ロコモと噛み合わせ
高齢化社会を迎えた現在、血管障害や脳梗塞、認知症等だけではなく、高齢者の4分の1が、運動器の障害により要介護に認定されています。
ロコモティシンドローム(運動器症候群)とは、筋肉・骨・関節・椎間板等の運動器に障害が起きると、立つ・歩く・座る等の日常生活に必要な機能が低下した状態で進行すると、介護が必要となります。
要介護にならない為に、自分の足で歩く事がロコモの予防になり、健康寿命を延ばす事に繋がるのです。
加齢に伴う筋肉量、筋力の低下、運動が苦手だったり、エレベーター・エスカレーター・自動車に乗る事が、運動量の低下を招きロコモの原因になっているのです。
腰が痛い、膝が痛いと、年齢のせいだからと放置しない事が大切です。
病院での診断結果で、原因がはっきりすれば治るのです。
診断で、異常がなければ噛み合わせを考えてみてください。
姿勢が悪く、身体は左右のどちらかに傾き、歩きも左右に大きく揺れて、背中は曲がり、首・肩・腰・膝に異常を感じていませんか?
それも年齢のせいと考えていませんか?
その姿勢を決めているのが、歯の噛み合わせなのです。
噛み合わせ治療により、姿勢も良くなり、健康を取り戻し、ロコモの予防に繋がる事を知って頂きたいと思います。
投稿者:池上 孝