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歯の噛み合わせ

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2016年12月24日

噛み合わせの異常感と歯科治療恐怖症

歯科治療がきっかけで身体の具合が悪くなり、歯の事で頭の中はいっぱいになり、1日のうち半分位寝込んでいる。
歯科治療を受ければ受けるほ程、次第に症状は悪くなると感じる。
歯、口腔の痛み、咬合の違和感、味覚障害、舌痛症等の症状を訴え、その結果、どこで咬んで良いのかも分からなくなり、パニック症状に陥ってしまい、どこで検査をしても「原因不明」と言われ、行き着く所は心療内科等で薬物療法、心理療法で本当にお困りの方もおられると思います。
しかし咬合治療の1つの方法として、歯を削った結果、高さが足りないと感じている人も少なくないと思います。
そこで自分でできる簡単な検査法として、5~6㎝くらいの割箸を横にして両小臼歯部で5分位噛んでみて下さい。
一時的に咬合を挙上する事で、口腔内の容積が拡大、舌の可動域の増加、気道が立ち上がることによる呼吸の改善、自律神経の調整、すなわち副交感神経が優位に働く事で、口の中で何が起こるか確認してみて下さい。
すると、口の中に唾液が増え、涙液の増加、鼻(耳)閉感の解消、呼吸の改善等が認められれば、噛み合わせの高さが関係している可能性があります。
変化がなければ割箸(4㎜)より低いか高い位置にバランスの取れた、身体に最も良い高さが必ずあります。
それが歯の噛み合わせ治療です。
歯科で相談してみて下さい。

投稿者:池上 孝